海外留学保険・ワーキングホリデー保険の関連情報

生命保険にきちんと加入されている方は、海外保険に加入するべきか
よく悩まれます。
日本の生命保険は残念ながら、海外でも適用可能というだけで
まったく意味合いが違いますので生命保険に加入しているからと言って、
留学保険の「治療・救援費用」が不要なわけではありません。

生命保険は、「海外で使える」・・・というよりは、「海外での病気怪我入院
でも受け取ることが出来る」というのが分かりやすいニュアンスです。

というのは、生命保険は、入院したら○千円のお見舞金がもらえるもの・・・
留学保険は、入院したりしたときに、病院から請求される治療費の実費が払われるもの・・・
考えると分かりやすいです。

なので、かかった治療費は留学保険、その他共済や生命保険に自分で入っている人は
お見舞金を別で受け取れる・・・というイメージです。


細かい話をすると、共済とか生命保険には、「入院○日目から」とかの決まりがありますが、そこは
省略して、入院1日目から出るものとして、説明すると・・・・


急な腹痛で救急車で運ばれた。盲腸で7日間の入院と手術。

先月、カナダのワーホリの方で実際にあった例ですが、結果、約130万円の治療費用のお支払いをしました。

留学保険では、この救急車の費用や、病院からの治療費（診察料・入院費用・手術代・治療費・薬代）
の請求に対して払われます。イメージで言うと、「救急車費用○○○ドル」「入院費用・薬代などで○○○ドル」
という請求がされるので、この合わせて130万円を留学保険の治療費の部分が払ってくれます。

対して、生命保険では、「7日間入院した」「盲腸の手術をした」という証明を基に自分で入っている
プランによって「○○千円×入院日数＋手術保険金」のお見舞金を受け取れるというものです。
例）入院一日あたり5000円というプランに入っていたら・・・
5000円×7日間＝35,000円＋お見舞金○万円が受け取れる。
という感じです。

ご加入されている生命保険の会社にに電話をして、
「海外で盲腸で７日間入院・手術したら、私の契約ではいくらもらえますか？」
と確認してみるとわかり易いかと思います。

（その他・補足事項）

風邪を引いて病院に行って診察と薬代で2万円といった入院を必要としないケースでは・・・。
留学保険では、この治療費2万円は支払い対象となりますが、生命保険では入院をしていないので
1円も出ない形になります。

死亡の部分は・・・こちらはどちらも同じものとなりますので、ここは重複した部分です。
生命保険で十分な死亡補償がある場合は、海外保険の死亡補償は、低く設定しても問題ないかと
思います。

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