海外留学保険・ワーキングホリデー保険の関連情報

中国では、９月１０日の尖閣諸島の取得・保有に関する日本政府の発表以降、全国各地で抗議活動が行われており、一部地域では日系企業、店舗に対する破壊・略奪が行われる事態となっています。
このような状況を受け、今回の反日活動に関する海外旅行保険の取扱いについてお知らせいたします。なお、今後の情勢変化等により取扱いが変更となる場合は別途ご連絡いたします。

１．海外旅行保険の有無責の取扱い

海外旅行保険においては、今回の一連の事態を「暴動」に該当すると判断し、有無責に関して次のとおり取り扱います。
保険種類 補償（特約）の種類 有無責の取扱い
海外旅行保険
海外旅行の安心保険 旅行キャンセル費用 「暴動」は保険金を支払う場合に該当します※ので、中国を渡航先（または経由地）とする場合で、今回の事態を受け出国中止、中途帰国または旅行行程の一部変更を行ったときには「有責」となります。
上記以外の補償（ケガ、携行品、賠償責任等） 免責事由である「内乱、武装反乱その他これらに類似の事変」には該当しませんので、ケガ等の事故が発生した場合には「有責」となります。

※ 「旅行キャンセル費用補償特約」第１条(1)⑦イ．の規定に該当します。
（注） 上記以外の保険種類の事故に関する有無責については個別に判断します。

２．今後の保険引受けにあたっての留意点
申込日または保険料領収日が２０１２年９月１８日（火）以降の契約については、旅行キャンセル費用補償特約を付帯した場合であっても、今回の事態を受けた出国中止等は保険金支払の対象となりません※のでご注意ください。
※ ９月17日（月）に外務省より注意喚起のスポット情報が発出されており、これにより「旅行キャンセル費用補償特約」第５条(1)の規定に該当します。

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